往復写簡 #38
松本力(写真)←襟草丁(文) 松本力さん 電線は、どこかの家に渡されてどこかの部屋を照らしています。神経細胞みたように張り巡らされ、多くの家に渡されて多くの部屋を照らしています。 白昼だったか夜だったか、電車に乗って、誰を注視するでもなく乗り合わせた人々を眺め、すべての人に...


往復写簡 #37
襟草丁(写真)←松本力(文) 襟草丁さん 差異、差違、差意?御茶の子さいさい。さいってなんだ。意味崩壊しかけている。 そもそも道に文字が書いてあるのは不思議だ。いや、これは文字なの。 橙色の矢印の上に、白色の矢印が書かれているのを見たが、なにを指しているのかわからなかった。...


本と川と街:街暦
Ari no Mi Projectは、街を巡るアートプロジェクト「本と川と街」に参加します。 UMUの頁で週2回更新している、映像(眼差し)と言葉(認識)が行き交う様を存在の記しとして、互いに撮影した写真に返信する「往復写簡」を「街暦」と題して、深川の町を撮影した写真とテ...

