往復写簡 #42
松本力(写真)←襟草丁(文) 松本力さん 空想ならば地の果てが断崖絶壁で構わないし空が誰に支えられていても構いません。しかし、船に乗れば水平線は飛行機に乗れば地平線は弧を描いているし、普段、回転する球体上に暮らしていることは事実とあれど体感しにくいですが、明るい時間と暗い時...

往復写簡 #41
襟草丁(写真)←松本力(文) 襟草丁さん この大鳥居をくぐったのは、人生で三度しかないかも。 海外のアーティストが原宿に行きたいと案内したり、彼らを鳩ノ森神社の溶岩でできた富士塚に連れていったり、仕事でスパイラルへいったり、原宿や北参道、表参道へはいくものの、代々木の原へは...


往復写簡 #40
松本力(写真)←襟草丁(文) 松本力さん 月は不思議な存在です。 物心ついた時には(たぶん)既に月を月と認識していました。月はどこにいても月だと判断が可能で、古今東西さまざまな人と共有することができます。勝手気儘な感想を抱き、勝手気儘に思い入れ、他の天体との扱いの差を認めざ...
