町を掘る #8
松本力(写真)←襟草丁(文) 松本力さん 夜のベンチで珈琲を淹れて、街灯に照らされた樹木を見上げて香りに癒されながら現実離れをしてみたい、と思うことがあります。 日々の暮らしで市販品のパンと菓子類を買わなくなって久しく、基本消費のペースに合わせて作る日々。大概のものは作れる...


町を掘る #7
襟草丁(写真)←松本力(文) 襟草丁さん まさか、こんなかたちになろうとは。 この角度からみえる指揮者は、指揮棒なしの身体を棒に、蒼い背景と電線の五線譜に並ぶ、みえない音符を奏でる。 そのエアコンダクトをぼうと眺めている、心の中の映像で聞こえない声や音楽をきいている。この町...


町を掘る #6
松本力(写真)←襟草丁(文) 松本力さん 私にとっては「止まれ」でも、誰かにとっては「進め」である状況。いちいち説明せずともされずとも共有しているルールはあらゆる場所で機能しています。言語や人種に左右されず越境する仕組みは一体どう広がったのでしょうか。...

